ボルドー地方より古いワインの歴史を持つローヌ地方。フランス南東部、ヴィエンヌからアヴィニョンまで南北200kmにわたるローヌ川両岸では、かつて法王たちが自分のブドウ畑を持ち、自分の為のワインを楽しんだといいます。

【テロワール】
北部：ヴィエンヌからヴァランスの約120km。温和な大陸性気候で、急な斜面や段丘にブドウ畑が広がります。花崗岩や片岩質土壌。
南部：モンテリマールからアヴィニョンまでの約80km。乾燥した地中海性気候でミストラルと呼ばれる強い北風が特徴。ローヌ川両岸の緩やかな土地にブドウ畑が広がります。粘土、砂、丸い小石、石灰岩の砂礫層など変化に富んだ土壌。