ジュヴレ・シャンベルタンGevrey-Chambertin絶対王者、シャンベルタンを生み出す土地神に祝福された土地、コート・ドール(黄金丘陵)の中でもブドウ畑に適した土壌がどこよりも長く延びているのがジュヴレ・シャンベルタン村です。ブルゴーニュの赤の最高峰を誇れるワインが多く、ナポレオンが愛したことでも有名です。 ディジョンから下ってくると、ここからブルゴーニュのシャンゼリゼがはじまります。ラヴォー渓谷の麓に、クリュニー修道会の古城があり、要塞化された酒蔵のよう。 石灰岩に粘土や酸化鉄を多く含む土壌から生まれるワインは、土やスパイスの香りが強くタンニンが豊かで骨格のしっかりした力強い長期熟成型。 谷と村落の北側に26の一級畑の大半が存在します。土壌は石灰岩泥灰土に鉄分の多い赤粘土で、ここではクロ・サン・ジャックのように特級畑を驚愕させるほどの豪傑も存在しています。 村の南側、標高260~320mの斜面に9つのグラン・クリュが並んでいます。硬い石灰岩の岩盤の上に、浅く土壌が堆積しているところでここの土壌も独特の赤色を帯びています。筋肉質で壮麗、スケールの大きい偉大なるワインが生み出されます。 造り手によるスタイルの違いも楽しみのポイント。堅牢な赤ワインは、格が上がるにつれて本物の上品さを身にまといます。 主要生産者・アラン・ビュルゲ Alain Burguet 本拠地はことなるものの、アルロー、デュジャック、ぺロミノ、ポンソ、トプノ・メルム、ルーミエ、ミュニュレ・ジブール、プリューレロック、ルイ・ジャドなども素晴らしいジュヴレ・シャンベルタンを手掛けています。 |
ジュヴレ・シャンベルタン Gevrey-Chambertin
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