旨味たっぷりの余韻に包まれる深遠なる村名ワイン

フレデリック・エスモナンはジュヴレ・シャンベルタンを拠点に置くドメーヌです。当主はフレデリックですが、足の悪い彼に代わり、オスピス・ド・ボーヌで栽培や醸造に従事していた父のアンドレがワイン造りを取り仕切っています。

レ・ゾー・プリュリエの畑は、1級畑レ・プリュリエのすぐ上の急斜面に位置しており、ややスパイシーなアロマと濃く熟したベリーの香りが特徴です。

チェリー、ブラックカラントなど赤や黒のベリー類のアロマが幾重にも重なり、下草、紅茶、動物、土、スパイスの香りが複雑に絡み合います。バランスの良い酸味とミネラルが心地よく広がり、熟成能力を思わせるストラクチャーを備えています。旨味をたっぷり含んだ長い余韻に包まれる、深みとエレガンス溢れる味わいです。