ルイ・ラトゥールLouis Latourコルトンの大地主で絶対的品質のワインを造る生産者ルイ・ラトゥールは、1797年創立のラマロッスを起源とするボーヌのネゴシアンです。アンリ・ラマロッスは相続者を持たず1867年に死去し、古くから彼の右腕であったルイ・ラトゥール3世がこれを継承、メゾン・ルイ・ラトゥールを興しました。ラトゥール家がブドウ畑の拡大に乗り出したのは19世紀末、グランセイ伯爵が、グラン・クリュ・コルトンをはじめとする35haのドメーヌをルイ・ ラトゥールに売却してからで、今日、その地勢図はジュヴレ・シャンベルタンからピュリニィ・モンラッシェまで45.78haにおよびます。とりわけ白ワイン造りにおいて非常に信頼があり、9haを所有するコルトン・シャルルマーニュはルイ・ラトゥールの看板ワイン。そもそも、石灰岩質の多いコルトンの南西斜面にシャルドネを植えたのがルイ3世でした。 今日、ルイ・ラトゥールを率いているのは、7代目のルイ・ファブリス・ラトゥールであり、ドメーヌのブドウ栽培とワイン造りは、ドニ・フェッツマンとジャン・ピエール・ジョバールが指揮を執ります。またルイ・ラトゥールは、南のアルデッシュにおけるシャルドネの潜在性にいち早く着目した生産者で、このヴァン・ド・ペイのパイオニアとして大いなる成功を収めた後、さらにその余勢を駆ってヴァール県でのピノ・ノワール栽培にも乗り出しました。 ルイ・ファブリス・ラトゥールは、「私たちのワインはテロワールを顕著に表現しており、エレガンスとフィネスのあるワインができるよう、丁寧に醸造している。完璧を追求することで、お客様を満足させることこそが私たちの目標である。」と言っています。 |
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