カステルノーCastelnau高品質ながらも低価格帯を実現する注目のシャンパーニュブランドシャンパーニュ・カステルノーは1916年、エペルネのワイン商ジャン・ラルマンによって設立されました。ラルマン氏は、第一次世界大戦初期のドイツ軍との戦闘でフランス軍を勝利に導いたエドゥアール・ドゥ・カステルノー将軍(1851-1944)に敬意を表し、彼の名をブランド・ネームに選びました。その後同メゾンの経営は3つのファミリーにより引き継がれましたが、2003年、CRVC(シャンパーニュ協同組合)の所有となり、新たな一歩を進み始めました。CRVCはシャンパーニュ地方の中でも特に原料ブドウの質の高さ、最新の醸造技術と設備に定評のある協同組合です。750にも及ぶ加盟メンバーの所有する畑は約150のクリュにまたがり、その総面積は約900haを誇ります。カステルノーは生産者の位置付けとしてはコーペラティヴ・マニピュランに当てはまりますが、2003年の加盟以降も自身が所有している畑のブドウのみを使用してシャンパーニュ造りを行っています。醸造に関してはカステルノーが行っていますが、セラーマスターはCRVCから派遣されているエリザベット・サルスレ氏です。彼女は2013年にセラーマスター就任した後、2016年にセラーマスターオブザイヤーに輝いています。カステルノーのシャンパーニュは、スタンダードで6年以上、ミレジメは10年という長期熟成で、シャンパーニュの平均的な熟成期間のおよそ2倍という非常に贅沢な造りを実現しています。多くの有名エアラインでも採用されるなど、その品質は高く評価されていますが、高品質ながら低価格帯を実現する生産者としても注目を集めています。 ツール・ド・フランスの公式パートナー2012年からは「ツール・ド・フランス」と公式パートナーシップを結んでいます。また、イギリスのアルコール雑誌「ドリンクス・インターナショナル2019世界で賞賛されるシャンパーニュブランド」に選ばれるなど、世界で幅広く活躍しています。 ※カルステルノーは、厳密にはコーペラティヴ・マニピュランですが、自社畑のブドウのみを使用してシャンパーニュを造っていることから、弊社ではRMとして取り扱っています。 |
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