雄大で繊細な熟成ミレジム・シャンパーニュ

2003年から協同組合CRVCの所有となっているカステルノーは、生産者の位置付けとしてはコーペラティヴ・マニピュランに当てはまりますが、自身が所有している畑のブドウのみを使用してシャンパーニュ造りを行っています。醸造に関してはカステルノーが行っていますが、セラーマスターはCRVCから派遣されているエリザベット・サルスレ氏です。

エノテークは、優れたヴィンテージのみ、限定数だけリリースされる特別なシリーズです。メゾンカーヴでは、50年以上も保管している原酒が眠っております。他に類を見ない魅惑的な味わいを体験できる貴重な蔵出しシャンパーニュです！

1999年ヴィンテージは、1900年代を締めくくるにふさわしい、歴史的なミレジムです。モンターニュ・ド・ランスとコート・デ・ブランという対照的なスタイルの産地のシャルドネをブレンドしたこちらのシャンパーニュは、深みのある香りと表現力を備えています。10年以上にもわたるセラーでの熟成が、このシャンパーニュの雄大さと繊細さに表れています。

白い花、プラム、ミラベルプラム、ユーカリ、アニスの香りに、ほのかに土の香りが表れ、そこにクリーミーな酵母のニュアンスが合わさる複雑で豊かなアロマ。口に含むと、ローストしたアーモンドやヘーゼルナッツ、イチジク、レモンキャンディー、ビスケットの風味や力強さが感じられ、長い余韻へと続きます。