エリック・ロデズEric Rodez元Krugチーフ・エノロジストの複雑深遠なる世界クリュッグでチーフ・エノロジストを務めた天才エリック・ロデズ氏。彼のドメーヌは、アイ村やブージイ村とならんで類稀なるピノ・ノワールを産み出すことで知られる特級アンボネイ村の中心から教会を抜けて県道を越えた離れにあります。小規模RMながらアンボネイ村の35区画を所有し、100種類近いベースワインを仕込んでいます。 エリック・ロデズ氏が得意とするのは、クリュッグ仕込みのアッサンブラージュと樽使いの技術。これにより、絹のレースのような繊細で凛とした心に響くシャンパーニュを造り出しています。テロワールにあわせて改植を進めたり、リュット・レゾネを採用したりと、実に手間のかかる畑での仕事をこまめに行います。ドメーヌならではの丁寧な畑の手入れで仕上がったブドウは古い小樽を中心に新樽、大樽、ステンレスタンクなども組合わせて醸されます。そして出来上がったベースワインはエリック氏によるアッサンブラージュの妙技を経て、複雑深遠なる世界を見せるのです。 偉大なるアンボネイ村の「テロワールの足跡」アンボネイ村の南南東向きの恵まれた土壌の理想的な丘の斜面に370haにわたって広がるブドウ畑。特に素晴らしいのは、レ・クレイエールのように地下30mもの厚さに堆積したチョーク層が顔を出している畑です。チョーク層がピノ・ノワールに清いミネラルといきいきとした躍動感、そして官能的な性格を与え、ヴォルネイのような優雅な赤ワインにも引けをとらない、ピノ・ノワールが造られます。 1989年から自然農法への転換を開始し、2005年以降アロマテラピーを栽培に導入します。2012年、最も厳しい認証「HEV」を、フランスの農業会社として初めて獲得。2013年には「シャンパーニュで最も畑の状態が良いメゾン」に選ばれ、2017年ビオディナミ認証取得。 エリック・ロデズの所有する銘醸畑■アンプランテ・ド・テロワール ドメーヌの所有する5~7の区画の畑からブレンドして造られるドメーヌトップキュヴェ。偉大なるアンボネイ村の「テロワールの足跡(アンプランテ)」が刻まれたエリック・ロデ渾身の1本です。 ▼アイテムはこちら▼ ■レ・ジェネット アンボネイ村の南/南東向き斜面にある単一畑「ジェネット」。樹齢は40年超。アンボネイらしいおおらかさとミネラルを体現しています。 ▼アイテムはこちら▼ ■レ・ブリー アンボネイ村の東向き斜面にある単一畑「ブリー」。表土が薄く、品位と繊細さを併せ持ちます。 ▼アイテムはこちら▼ |
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