ユルチッチJurtschitsch国内外で最高評価を獲得!オーストリアで最も権威あるワイナリーの1つオーストリアで最も権威のあるワイナリーの1つに数えられ、オーストリアのワイン文化を完璧に表現するユルチッチ家。カンプタールのランゲンロイスで最高の区画に畑を所有し、国内外でも最高評価を獲得しています。バランスがとれた、テロワールの特徴が感じられるワインを造っており、ドイツ圏の主要ワイン評価誌「ファルスタッフ」では4ツ星を獲得しています。70年代にはコンポストと緑肥に切り替え、2006年には全ての畑を有機農法に転換し、2009年から初めてブドウが有機認証されました。 現在ワイナリーを率いるのはアルヴィンとステファニー。夫妻はワイナリーを引き継ぐ前にワインの世界を旅し、高品質なワインは健康な土壌とブドウの樹からのみ造ることができるとして、オーガニック農法への転換が不可欠であるという結論に達しました。肥料には牛の糞を使用し、畑に桃の樹やガーリックを植えるなどの施策を行っており、長期的な目標はブドウ樹をできるだけ健康で自律的なものにし、灌漑を不要にすること。健康的な樹は耐性があるだけではなく、より強いワインも産出します。そのほかにも様々な施策が行われ、畑はもちろん自然への思慮深く丁寧な取り扱い、繊細で穏やかな醸造、そして新しい独自の方法でプレミアムワインを再解釈し、最高水準のクールでエレガントなスタイルのワインを生み出しています。 700年の伝統、150年のワイン史をもつ大家族ユルチッチ家ワイナリーが初めて記録文書に登場したのは1541年のこと。記録書の中で、この立派な建物について「修道院に隣接する建物」と明記され、18世紀まで、隣接するフランシスコ修道院の「ブドウ収穫の中庭」として使用されていました。ただし、ルーツはバーベンベルク家の時代まで遡ると見られています。地下室の設備の一部は14世紀のものであることが証明されており、また、古いソンホフの門のアーチの上に彫り込まれている家紋は、2つのゴシック様式の鍵が交差した模様をしています。ユルチッチ家の先祖は以前、この紋章をブドウ畑の土の中で発見しました。以来、この紋章が波乱に富んだ歴史を持つこの一族のシンボルになっています。 ユルチッチ家の家訓は「家族経営の企業で特別なのは、年間売り上げではなく、世代という長いスパンで物事を考える点である。ブドウ栽培そしてワイン造りにとってこの考え方は非常に有効である。子供や孫の代のワインの品質は、我々が今日、ブドウ畑をいかに自然に近い形で扱っているかにかかっている。そして我々は、先祖が素晴らしい古酒に関して残してくれた数多くの資料に感謝し、家族で団結し、将来を見据えた経営を行う」ということ。ユルチッチ家では、家族のメンバーが3世代一緒に働いており、この哲学を体現しています。 |
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