化学肥料や農薬を使用しない有機農法1980年の農業基本法において、フランスで初めて正式にビオロジック農法が認められました。2009年1月1日からEUレベルでの生産規則の統一が強化され、輸入産品にも同じ要求が課されるようになりました。有機肥料を使用する場合は、EUで認証されたものだけを使用し、病害予防にはボルドー液やBT剤などの自然に存在する物質を用いた薬剤を使うことが許可されています。具体的な農法としては、不耕起栽培・ドライファーミング・自然農法などがあり、より良いブドウを造るために様々なアプローチが行われています。こちらも生産者によって考え方が異なり、使用許可が出ていても「ボルドー液を使用することは土壌に悪影響を及ぼす」という意見をもつ生産者もいます。 ※EUではビオとオーガニックは同意義とされていますが、日本においてオーガニックとは「有機の」という意味で、JAS規格で認証されたものだけがその名称を使用することができます。これに対し「ビオ」「自然派」「ナチュール」の名称はJAS規格で制限されていないので、自由に使用することができます。以上の理由から、日本国内においてはビオとオーガニックは違うものとして扱われています。 |
ビオロジック オーガニック biologique organic
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