ケン・ライト・セラーズKen Wright Cellarsオレゴン最高峰、5ツ星! 世界を魅了するピノ・ノワールピノ・ノワール銘醸地として世界に認められたオレゴンの地で、最も尊敬されている生産者が、ケン・ライト・セラーズです。 それほどの生産者でありながら、数年前まで日本への入荷が叶わなかったのは、樽でワインを熟成させている段階から取引を行うというプリムール販売で、高額にもかかわらず、樽のうちに完売していたからです。 しかし、「この美味しさを日本でも知ってほしい」という輸入元の強い希望から、ようやく日本での販売が開始されました。もちろん、全て正規品です!ドメーヌ・セリーヌと同様、オレゴンでたった2軒しか存在しない5ツ星生産者です。世界から強い要望があり、プリムールで完売することにも納得です! 一切の妥協を許さない、一流の造り手「ワイン造りはテロワールが全て」という信念のもと、オレゴン・ウィラメット・ヴァレーで最上ブドウ畑のテロワールを そのまま表現したワイン造りに専念しています。 健康で、極端に低い収穫量(1枝に2房のみ、 しかも1房が実れば残りの1房は堆肥にしてしまうほど)により、凝縮したアロマ、フレーバーと滑らかな 質感を持つ偉大なワインへと仕上がります。樹齢の高い樹は全て母岩に達し、テロワールを表現しています。 元々はカリフォルニアでワイナリーを立ち上げましたが、よりピノ・ノワール、ピノ・ブランに適した土壌を探した結果、オレゴンのウィラメット・ヴァレーへとたどり着きました。自身のワイナリーが整うまで、あの、DRCにブラインドで勝利した ドメーヌ・セリーヌのブドウ栽培を任されていたのだそう。しかも、シングル・ヴィンヤードのTOPキュヴェであったというから、信頼の高さがうかがえます。 ケン・ライト・セラーズの哲学は、人間の介入を最小限に留め、自然の贈り物をそのままに保つことを、なによりも重要視しています。また、彼は地元の慈善活動にも積極的に参加、ウィラメット・ヴァレー北部の6つのAVAの認可に多大なる貢献を果たしました。ヤムヒル・カールトンAVAの提案書を起草し、協会の初代会長を務めるなど、活動からもその土地をいかに大事にしているかが伝わってきます! 最高品質のボトル&コルクを使用ワインと世界中のワインラヴァーに、人一倍の愛情を持つケン・ライト氏は、コルクとボトルにも抜かりがありません! 「ブショネの報告を聞くと、心が痛むよ。消費者の方々にとても申し訳ない。常に万全の状態を楽しみ、愛されたいから、コルクは使わずに合成樹脂で出来た栓を使用することに決めたんだ。これに変えてからブショネはゼロだよ。」と穏やかな口調で、話して下さいました。 また、ボトルを非常に分厚く、また琥珀色にすることで、日光や蛍光灯による劣化を、可能な限り軽減させています。ワインを飲む方々への幸せを、心から願う優しい気持ちが、ボトルやコルクから伝わってきました。 2014年6月 まさきこドメーヌ訪問記2014年初夏に、ブルゴーニュでアルマン・ルソーやDRCを訪問した後、フランスから直接オレゴンへと向かいました。目的は、オレゴンNo.1の呼び声が高い、ケン・ライト・セラーズです! 彼は、オレゴンの土地のテロワールを一番理解している上に、何事も常に秀でた才能を持つ人格者で、テロワールの個性を反映させたワインは、通常であればさらに高額になるところを、マーケティング的な考えをしないために、抑えられた価格で販売されています。 ブラインドで飲むと、倍以上の価格に思うほどの素晴らしい味わい! ブルゴーニュの一流どころに比べても、一歩も引けをとることはなく、さらには価格は何分の一、という嬉しさです。 実は、ブルゴーニュの有名なルイ・ジャド社がオレゴンへ進出した際、なんとケン・ライト氏に相談を持ち掛けたそうです。 また、カレラの天才醸造家ジョシュ・ジェンセン氏に「オレゴン生産者の頂点に君臨している」と言わしめるなど、世界中の醸造家たちから絶大なる信頼を集めています! ケン・ライトの畑を歩き、その土や空気、健全なブドウの樹を見て、一体感を感じることができました。ラベルも素敵です! ぜひテロワールの違いを感じてみて下さい。 |
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