フラテッリ・セリオ・エ・バッティスタ・ボルゴーニョ~19世紀からの伝統を守るバローロの名門~ フラテッリ・セリオ・エ・バッティスタ・ボルゴーニョは、1897年に創始者のフランチェスコ・ボルゴーニョ氏によって設立されました。彼らは約4ヘクタールの銘醸畑「カンヌビ」を中心に所有する名門の造り手です。 創始者のフランチェスコは、バローロの村長を30年も務めた、この地ではなくてはならない人物でした。この地と、そしてこの地の人々を愛するがあまり、幼稚園を設立するほどでした。 その後、フランチェスコ氏の甥のロドヴィゴ氏、そしてその息子達のセリオ氏とバッティスタ氏へ引き継ぎました。この時の2人がバローロ、そしてカンティーナの多大な発展に貢献したため、2人の名前がカンティーナの名称となっています。 現在では、その娘のアンナ女史、彼女の夫で畑から醸造まで全てを取り仕切るマルコ氏、アンナ女史の妹パオラ女史、さらにアンナ女史の2人の娘エマニュエラ女史とフェデリカ女史が中心となり、カンティーナを運営しています。彼らは代々受け継がれた変わる事の無い情熱や伝統をしっかりと守りながら革新を続けています。「Tini」と呼ばれる50hlの木樽での醗酵、オーク材の大樽で熟成をさせる伝統的な醸造製法を貫き、バリックは一切使用しません。自分たちが歴史とともに受け継いできたキャラクターをしっかりと守り、高品質でクラシカルなスタイルのワインを造り続けることを目指しています。 |
Fratelli Serio e Battista Borgogno Barolo Cannubi Riserva |