ラ・スピネッタLa Spinettaクリュの表現にこだわるバルバレスコの象徴1977年創立のラ・スピネッタはリヴェッティ家の4人兄弟で運営しており、120haの農地とモダンな醸造設備を持ち、バローロ・ボーイズの中でも一段スケールが大きいカンティーナです。彼らはもともとピエモンテから移民としてアルゼンチンに渡った一族で、父親の代に郷里のランゲに舞い戻りました。実はアルゼンチン時代もワイン作りを生業にしていて、現地で大成功を収めてました。 ラ・スピネッタは、バローロ地区から離れたカスタニョーレ・ランツェという村にあります。ここはモスカートやバルベーラ、ドルチェット中心のアスティのゾーンで、彼らも当初、モスカート・ダスティやヴィノ・ダ・ターヴォラの生産から入りました。 ワイン造りは、アルバ醸造学校とトリノ大学で農学を学んだジョルジョ・リヴェッティが采配を振るっています。国際派で、世界中を旅して各地のワイン造りを学んできました。新樽以外は使わないというバリック熟成もその中で学んだものだといいます。 彼のワイン造りにおいて重要なのは、何より土地・品種へのリスペクトです。バローロ・ボーイズ流の畑重視のスタイルです。彼はオーナーでありながら、毎朝5時に起きて自ら畑に出かけ、1日3~4時間、週5~6日の農作業を続けています。 ガッリーナは1996、1997年、スタルデーリは1997、1998年、ヴァレイラーノは1998年が、「ガンベロ・ロッソ」のトレ・ビッキエーリに輝いています。 |
ラ・スピネッタ La Spinetta
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