評論家も高く評価する辛口リースリング

フィンガー・レイクス出身のベンジャミン・リカルディが設立した新進気鋭のワイナリー。地元コーネル大学でブドウ栽培を学び、卒業後に各国でワイン造りを経験したのち、2014年から自身のワイン造りを始めました。修行中に学んだ大樽や天然酵母を使うワイン造りを実践し、フィンガー・レイクスの特徴を活かした酸と複雑味のあるワイン造りを目指しています。

セネカ湖東岸にあるソミール・クリーク(最大傾斜20％、海抜150mから250m)とラウンド・ロック(傾斜3～8％、海抜256m)の畑のブドウを使用しています。 ソミールロックのブドウは全房圧搾し、ラウンド・ロックは除梗後圧搾。野生酵母で別々に発酵し、その後大樽に移して澱とともに熟成が行われます。熟成後、ブレンドしてボトリング。

こちらは、ジェームスサックリングで88点と高く評価されております。焼き洋梨やプラリネ、ヨーグルト、マーマレードのような香りがグラスから立ち上がります。複雑な味わいで、ほどよいボリューム感と軽やかな酸が心地よく感じられる仕上がりです。