アルベール・マンDomaine Albert Mannダイス、ウンブレヒト、トリンバックと並ぶパーカー5ツ星生産者アルベール・マンは、ブドウ栽培家だったマン家とバルテルメ家が統合して、17世紀に設立されたワイナリーです。長い歴史を持ちますが、現在の名声は1970年代にワイナリーを引き継いだ現当主モーリスとジャッキー・バルテルメ兄弟の尽力に他なりません。高い志を共有していた二人は18歳の頃からコツコツとお金を貯め、貴重な畑を守り継承すべく、ときに借金をしながらグラン・クリュの優れた畑を少しづつ買い足していきました。今では、総面積は21haを所有するアルザスでは大きな規模のワイナリーと言えますが、こうした背景から、グラン・クリュの割合が高いのが特徴です。ウェットルスハイムとキンツハイムの間に5つのグラン・クリュ(シュロスベルグ、シュタインブルグラー、ペルシベルグ、フルシュテンタム、ヘングスト)を所有し、テロワールと環境を尊重したワイン造りを行っています。 テロワールを重視するため、区画に基づいて豊富なラインナップがありますが、それぞれの区画が非常に小さいためワインの生産量はどれも限定的です。そのため、リリースを待たずに売り切れてしまうものがほとんど。専門家の評価も高く、レ・メイユール・ヴァン・ド・フランスでは2011年より3ツ星に格付けされ、2012年には最優秀生産者にも選ばれました。また、ロバート・パーカーのワインガイドでは、マルセル・ダイス、ウンブレヒト、トリンバックと並び、5ツ星の評価をしています。 |
アルベール・マン【3ツ星】 Domaine Albert Mann
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