シャープな酸とミネラルが織りなす、メニルの個性をいかしたシャンパーニュ

ほぼ2世紀にわたる5世代の間、家族経営によって守られてきたJ.L.ヴェルニョンは、グラン・クリュのメニル・シュール・オジェ村に位置しており、畑はメニルを中心にオジェ、アヴィーズに計5.3haを所有しています。2002年より醸造責任者となったクリストフ・コンスタンが栽培・醸造の根本的な改革を行うことで、年々目覚ましい発展を遂げている大注目株のワイナリーのひとつです。

「良いワインが良いシャンパーニュを造る」という非常にシンプルな考えを持つクリストフは、畑ではビオを意識しながらサスティナブル農法を実践。メニルの個性を活かすため、マロラクティック発酵を一切行わずに鋭い酸と硬いミネラルを最大限に引き出し、それでいてそれらに負けないだけの豊かな果実味を持つ熟したブドウを育てます。自身のシャンパーニュを一言で「Salinité（塩気）」 と表現する彼のシャンパーニュは、その力強い直線的なミネラルが称賛され、とりわけその美しい酸とミネラルに由来する味わいのクリアさやブドウのピュアな力強さが大絶賛されています。