クリスチャン・ゴセChristian Gossetゴセ・ブラバンの当主クリスチャン・ゴセ氏による新たな挑戦コート・デ・ブラン、モンターニュ・ド・ランス、ヴァレ・ド・ラ・マルヌの3地区が交錯する歴史的にも地理的にもシャンパーニュの中心地である特級アイ村。特にピノ・ノワールはシャンパーニュ最高峰とされる銘醸地です。アイ村の名家、ゴセ家の末裔であるクリスチャン・ゴセ氏は四半世紀以上に渡り、兄ミシェルと共にゴセ家に500年以上受け継がれる伝統と至高の畑を耕し「シャンパーニュ・ゴセ・ブラバン」を率いてきたヴィニュロンです。2015年にクリスチャン当時50歳にて兄と袂を分かつ事となり独立を決意し、半分にあたる5haの畑を相続。「シャンパーニュ・クリスチャン・ゴセ」として再スタートをきりました。「30年の経験を持つ若き新人」と自らを名乗ります。 アイ村の偉大なテロワールの自力を最大限引き出す事を目的に畑仕事を重視しています。環境に配慮したHVE認証(Haute Valeur Environnementale)とサステイナブルのVDC認証(Viticulture Durable en Champagne)を取得しています。ゴセ・ブラバンの伝統的なスタイルを踏襲しつつも、プレスから醸造においてより細かな改良を加え、極力ナチュラル、緻密に、そして樽を積極的に用います。パーセル毎の仕込みが可能となったため、ゴセ・ブラバンでは叶わなかった念願のアイ村単一畑産のキュヴェも新たに発売。設立当初の2年間は同じアイ村に拠点を構える友人でシャンパーニュ・ルネ・ジョフロワの当主であるジャン・バティスト・ジョフロワ氏のセラー設備を間借りして造られました。ベーシックなノン・ヴィンテージであるA01の醸造はホーロー槽、リュー・ディー名入りは全て樽発酵、樽熟成。マロラクティック発酵は全て行い控えめなドザージュを施し、ノン・フィルターのまま瓶詰めします。アイ村の特徴を表現するという哲学はゴセ・ブラバンと変わりませんが、クラシカルで重厚なスタイルであるゴセ・ブラバンに対して、鮮明で洗練されたスタイルが特徴です。 |
クリスチャン・ゴセ Christian Gosset
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