フランソワ・スコンデFrancois Secondeシルリー産100%の絶品シャンパーニュ小さいながら、シャンパーニュの歴史に欠かせない、モンターニュ・ド・ランス地区の重要なグラン・クリュ、シルリー村で唯一、シルリー産100%のシャンパーニュを手掛ける孤高のドメーヌです。 17~18世紀にかけてシルリー伯爵が売り出した当時の赤ワインが、都で成功を収めたことでシャンパーニュ地方の発泡性ワインは、当時「シルリー・ムスー」と呼ばれ、100haにも満たないこの小さな特級村の大部分が、現在の大手メゾンの所有となりました。1972年の設立以来、栄光のシルリー・ムスーを単身で再現させたフランソワ・スコンデは、情熱を胸に秘めた寡黙で無骨なイメージを抱かせます。 常に安定した仕上がり最新の空気圧搾機を利用してピュアな搾汁を得た後に発酵、滑らかなタッチを与えるよう、全てのキュヴェでマロラクティック発酵を行い、ヴァン・ド・レゼルヴを30%使用しています。ドサージュは少なく、最終的に瓶内に残る糖度は6g(多い年で8g)となっています。 涼しげな果実味、酸、繊細な泡立ちがどれも突出することなく、見事に調和された球体の様なフィネス溢れるシャンパーニュを産み出し、RMの弱点といわれるロット毎のブレがないとの定評があります。 ※2018年4月、設立者であり当主のフランソワ・スコンデ氏が不慮の事故により逝去されました。現在は、マネージャーであり、2009年からワインメーカーを務めているJérôme Groslambert氏がドメーヌを率い、仲間とともに素晴らしいシャンパーニュを造り続けています。ご冥福をお祈りいたします。 |
フランソワ・スコンデ Francois Seconde
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