ポール・バラPaul Bara華麗で繊細にして力強いピノ・ノワールの個性 ポール・バラは、南斜面で力強いピノ・ノワールが育まれる100％特級格付のブジー村に、1800年代から居を構えるドメーヌで、現当主は7代目にあたるマダム・シャンタルが務めています。 マダムの父ポール・バラ氏は、このドメーヌの名声を不動のものとした名傑です。歴史と伝統の「ブジー・ルージュ」の名声と品質保護のために、アカデミー・デュ・ヴァン・ド・ブージィの創立に携わった人物でもあります。「ブジー村といえばポール・バラ」と誰もが認める存在であり、ポール氏は高品質を目指すドメーヌたちで結成した「クラブ・トレゾール・ド・シャンパーニュ」を立ち上げたメンバー。この組織では、第二次発酵前のキュヴェが会員の試飲チェックに認められないと保証シールを得ることが出来ない、という厳しい選考が行われていて、ポール・バラのフラッグシップである“スペシャル・クラブ”は、この組織のクオリティーの高さを証明し、組織を牽引する出色の逸品なのです。  ドメーヌは、村の南斜面の絶好の場所に30もの区画を所有しています。畑での作業は、必要な際に必要量のみ化学薬品を用いるラ・リュット・レゾネで行われます。また果汁はデート・ド・キュヴェ(一番搾り)のみを使用し、プルミエ・タイユは、NM(ネゴシアン・マニピュラン)へ売ってしまうという、まさに「畑に生きるドメーヌ」の品質へのこだわりが、ここブジー村の伝説となっています。 |
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