ドゥ・ヴノージュde Venoge歴史と伝統を誇るシャンパーニュメゾンドゥ・ヴノージュは1837年、スイス人アンリ・マルク・ドゥ・ヴノージュがエペルネに創設しました。17世紀から一家が姓として用いる「ドゥ・ヴノージュ」の名はスイスのレマン湖に流れ込むヴノージュ川に由来しています。創設の翌年、1838年にはシャンパーニュで初めてカラーラベルを導入、19世紀から欧州各国の皇族にも愛飲されてきた由緒あるメゾンです。 1998年からは、ボワゼル・シャノワーヌ・シャンパーニュ・グループ(Lanson-BBC)傘下のメゾンとして豊富なストックの維持が可能であることを優位性に、生産量を年間100万本以下に抑え、高品質なシャンパーニュを少量生産するというスタイルを頑なに守り続けています。 ドゥ・ヴノージュはすべてのキュヴェで、一番搾り果汁(テート・ド・キュヴェ)のみを使用しています。これは、「シャンパーニュにはきめ細やかな質感と洗練されたクリアな味わいが重要」というメゾンの哲学に基づくこだわりです。また、「コルドン・ブルー NV」には、少なくとも20%のリザーヴワインを使用(通常、過去2年のベースワインを10%ずつブレンド)、プレスティージュ・キュヴェの「プランス」と「ルイXV(15世)」には長期熟成のリザーヴワインが多く含まれます。 デゴルジュマン後、風味のバランスが落ち着くまで、最低6カ月間セラーで熟成させてからリリースするというのが、ドゥ・ヴノージュのもうひとつのこだわりです。また、ドザージュはほとんどのキュヴェで、7g/L以下に抑えられます(コルドン・ブルー・ブリュット・ロゼを除く)。そして、すべてのボトルのバックラベルに、デゴルジュマンの日付とドザージュの添加量が記載されています。 |
ドゥ・ヴノージュ de Venoge
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