ロッカ・ディ・モンテグロッシRocca di Montegrossi現代キャンティの礎を築いた由緒ある家系ロッカ・ディ、モンテグロッシは、トスカーナ州シエーナ県ガイオーレ・イン・キャンティの南約7km、キャンティ・クラシコの中でも最良の区画と言われるモンティ・イン・キャンティに位置しています。オーナーのマルコ・リカーゾリ・フィリドルフィは、現代キャンティの礎を築いたリカーゾリ男爵家の出身です。このワイナリーの四方5km範囲にあるカステッロ・ディ・ブローリオ、サン・ジュースト・ア・レンテンナーノにも醸造所を構えています。 所有する100haの敷地の内、ブドウ畑、オリーブ畑ともに20haずつ展開し、その他ワイナリーを除く広大な土地は森林が取り囲んでいます。ブドウ畑は南東向きの標高340~510mのなだらかな丘陵地に広がり、土壌は灰質のローム層から成っています。栽培されているブドウの多くはサンジョヴェーゼなどの伝統品種ですが、小さなパーセルでもメルローなどの国際品種が植えられています。 醸造においては、コンサルティング・エノロジストのアッティリオ・パーリとともに最良のブドウを使用し、電力を抑えて環境に優しい条件下でワイン造りが専念できるよう多くの工夫が施されています。電力の供給は醸造所の屋上に設置された多くなソーラーパネルが主力となって稼働し、不足の際は再生可能エネルギーを供給するRECS認証を受けた企業から購入しています。 その他に、醸造前の厳格な選果作業、水平式の除梗、ガラスコーティングされたセメントタンクや温度管理が可能なアリエ産オーク樽の発酵、空気式圧搾に至るまで、有機農法で丁寧に育て上げられた高品質なブドウを、そのままワインとして表現できるよう細心の注意が払われています。 |
ロッカ・ディ・モンテグロッシ Rocca di Montegrossi
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