ヴィエッティViettiクリュ・バローロの先駆者でありアルネイス復活の立役者ヴィエッティは、ブドウ栽培地として多くの恵みを受けたカスティリオーネ・ファッレットで4世代に渡りワイン造りを続けてきました。初代のカルロ・ヴィエッティが1800年代後半に創業し、息子マリオの代からヴィエッティの名を冠したワインの販売を始め、それまで多岐にわたっていた農産物の生産をブドウ栽培とワイン醸造に絞っていきます。 1957年にアルフレード・クッラードがマリオの娘ルチアーナと結婚。ヴィエッティ家の哲学を引き継ぎ、さらに高品質なワイン造りへとまい進し、ランゲで最も優れたワイナリーのひとつにまで育て上げました。アルフレードはこの地で単一畑のワインを醸造した最初の人物であり、当時は過激で先鋭的とされたこの概念も、今ではバローロやバルバレスコを生産するワイナリーの多くに採用されています。それに加え、今日アルバ地区で最も名を知られた白ワインとなったアルネイスですが、当時消滅しかけていたアルネイス種を改めて見い出し、単一品種で醸造したのもアルフレードでした。彼は「アルネイスの父」とも呼ばれています。 現在ではパーカーポイント100点を獲得するなど、その安定的かつ突出した品質で世界中で高い評価と注目を集めるワインメーカーのひとつとなっています。 |
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