ルーウィン・エステートLeeuwin Estate多岐に亘りワインに関する幅広い事案に着手するワイナリールーウィン・エステートは、1972年にカリフォルニアのロバート・モンダヴィが高級ワイン造りに適した土地を探し、ルーウィンのオーナーであるデニス・ホーガンとジョイント・ベンチャーでブドウ栽培をスタートさせたことから始まりました。1974年に苗木場が作られ、翌年から5年間をかけて手で一本一本のブドウが植えられました。1978年にワイナリーが完成し、実験的なワインが造られました。 最初の本格的なワインは1979年ヴィンテージでしたが、1980年のアート・シリーズ・シャルドネがいきなり国際的な注目を集めることとなります。英国のデキャンタ誌が、ブラインド試飲による評価でルーウィンを世界最高のシャルドネとして選んだのです。以来国内外で数々のトロフィーやメダルを受賞し、今ではオーストラリアを代表するワイナリーの一つとなっています。 ルーウィン・エステートは今や世界が認めるワイン造りの理想郷マーガレット・リヴァーに拠点を置いています。オーストラリア西南端のこの地は、遥か昔のカンブリア紀には島でした。それが地殻変動により陸続きとなりましたが、ミネラルが多い石灰質と岩が砕けた水はけの良い土壌から、ブドウ栽培に適した環境地となりました。しかも太平洋、インド洋、南西洋という3つの海がぶつかっているので温度変化が少なく、また海洋性気候なので夏になっても夜は涼しい、まさに理想的なテロワールと言えます。 ルーウィン・エステートはブドウを丁寧に育て且つ収穫量を抑え、個性を活かしたワイン造りを行うために、いかなる努力も惜しみません。また、ワインについてくるライフスタイルの提案ということで、食事や芸術にも注目し、ワインそのもの以外でトータルで企画しています。アート・ギャラリーやレストラン、コンサート会場もあり非常に幅広い実践が行われています。 |
ルーウィン・エステート Leeuwin Estate
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