ジョアネス・リオテJoannès Lioté & Fils90年の歴史を持つ門外不出のRM老舗生産者ジョアネス・リオテは、RM(レコルタン・マニピュラン)としては非常に歴史が長く、1929年より瓶詰めを開始した由緒ある生産者です。ヴァレ・ド・ラ・マルヌの中央、マルヌ渓谷のブルソー(Boursault)にて、ロベール・リオテがブドウ栽培をスタートしたのが起源で、その後、近隣で同じくブドウ栽培をしていたエミール・ジョアネスと共同でブドウ栽培を手掛けるようになり、この二つのファミリーが結びつき 「ジョアネス・リオテ」としてスタートすることになりました。 現在、醸造を務めるジェレミー・ジョアネスは4代目。アヴィーズの高校で醸造学のバカロレアを取得後、ボルドーの専門学校で醸造学のBTS(高等技術者免許)を取得、その後ディジョン大学で醸造学を学びました。シャトー・マルゴーやシャトー・レオヴィル・ラス・カーズ等の名門で修業したのち、ジョアネス・リオテを引き継ぎ、現在に至ります。 醸造は、パーセルごとに圧搾して24時間デブルバージュを施し、澱を沈めてからステンレスタンクとホーロータンクで一次発酵。その後マロラクティック発酵を経てアッサンブラージュをし、28~36カ月間瓶内二次発酵を行います。また、1本あたり40%以上のヴァン・ド・レゼルヴを使用し、ふくよかさとフィネスを与えます。フランス国内での人気が高く、顧客のほとんどが地元を中心としたフランス各地のレストランやワイン専門店で、輸出は全生産量のわずか10%のみ。まさに門外不出の隠れた名門RMです! |
ジョアネス・リオテ Joannès Lioté & Fils
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