シャルトーニュ・タイエChartogne Taillet新時代を築く若手のホープブランドではなく、味で選ぶ真のシャンパーニュ・ラヴァーの方は、「シャルトーニュ・タイエは味が本当に良い!」と仰います。 グラン・クリュを現代に復活させた新生RM1683年にブドウ栽培家として創業したレコルタン・マニュピュランです。樹齢の高い区画を尊重し、収量を制限しています。収穫時には厳密な選果を行い、区画ごとに醸造を行うなど、テロワールを尊重したワイン造りで、質の高いシャンパーニュを生み出してきました。 世界大戦で、ブドウ畑は徹底的に破壊され、1950年代にようやく畑の再建が始まりましたが、かつての栄光とワイン造りがすっかり失われてしまいました。しかし、アレクサンドル・シャルトーニュは、メルフィの『グラン・クリュ』としてのシャンパーニュの力を復活しようとしています。 彼が考えるこの地の利点は、土壌の多様性に他なりません。同等評価されていたグラン・クリュの土壌が、ほぼ粘土とチョークで構成されているのに対し、メルフィは砂質を主体に海抜によって砂岩、粘土、石灰とさまざまなタイプの土壌が混ざり合い、チョークの下層土を厚く覆っています。 アヴィーズのジャック・セロスという偉大な生産者のもとで修業を積んだアレクサンドルは、この土地の優位性を実感し、2006年に蔵に戻ると、先代以上にメルフィのテロワールを表現したシャンパーニュ造りに取り組みました。 違いを生み出すディテールの数々■DRCやジャック・セロスと同じ世界的権威による土壌分析 ジャック・セロスで学んだこと「ブドウの根をまっすぐにのばす方法」 『ワイン・スペクテイター』のRM特集において、238ワイン中、傑出評価(90-94p)を獲得した28ワインのうち、2アイテムがランクインし、トップへ掲載されるという快挙を遂げました! 日本国内では、『ワイナート』42号の「レコルタン・マニピュランのシャンパーニュ104本」のテイスティングにおいて、1999ブリュット・ミレジムが、ピノ・ノワール主体部門の第1位に選ばれ、ブラン・ド・ブランもシャルドネ主体部門で同じく高得点を獲得しています。 細かな違いがひとつひとつ積み重ねられた彼のワインは、先代の頃に増してミネラル感豊かで土地のエネルギーに溢れ、特筆すべきはその抜群のコスト・パフォーマンスの高さであり、すでに世界中から称賛を浴びています。 シャルトーニュ・タイエのピュアな果実味が好きです。味わいの立体的な広がりや集中度、複雑性からこれからの活躍がさらに期待できる生産者です! |
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