高樹齢のシャルドネで造られる単一畑キュヴェ

シャルトーニ・タイエは1683年創業、1960年代からシャンパーニュ造りを始めた家族経営のレコルタン・マニピュランです。ジャック・セロスで学んだアレクサンドル・シャルトーニュが2006年にワイン造りを引き継いで以降、段階的にビオディナミに転換。自然酵母での発酵や樽使い、リューディシリーズのリリースなど、セロスの教えを活かしつつ、柔軟な姿勢と飽くなき冒険心から生み出されるテロワールの反映を目指したシャンパーニュは世界中から注目を集めています。

「レ・ズルトビーズ」は、メルフィの南に位置する砂岩と石灰質土壌の同名区画のブドウのみを使用した、単一畑のブラン・ド・ブランです。1972年と1985年に植樹。土壌は基本的に砂岩と石灰質。地表から20cmまでがチョーク、20～65cmが砂と粘土、65-120cmが細かな粘土、120cm以下が凝灰岩と砂岩となります。

白い花や華やかなマルメロの香り、グリルしたパンやバターの香ばしい風味に、熟したリンゴのアロマが広がり、凝縮した果実味を上品な酸が引き締めます。古樹ならではの複雑味、優良なブドウだからこそ得られるエネルギーなど、魅力あふれる表情がストレートに伝わってきます。

※エチケットにヴィンテージの表記がありませんが、2017年の単一ヴィンテージで造られております。(裏ラベルにナンバーとしてヴィンテージの記載をしております)