ポル・ロジェPol Roger英国王室御用達シャンパーニュポル・ロジェ社は1849年に設立された家族経営のシャンパン・ハウスです。「気品と優美」を哲学とし、格調高いシャンパーニュを造り続けています。 木樽を一切使用せずステンレス・タンクで発酵させることによって、ブドウ本来の繊細な味わいを引き出します。またルミアージュを重視し、今でも職人によって手作業で行う数少ないハウスの一つです。地下に広がるセラーはエペルネで最も深く、そこでゆっくりと熟成させることによって極上の泡を伴うシャンパーニュが生まれます。 その品質は元イギリス首相チャーチル氏をも虜にし、2004年には英国王室御用達に任命されるなど、国際的に高い評価を得ています。英国王室御用達のメゾンといえば、モエ/ヴ―ヴ/クリュッグ/ボランジェ/アグラパール/ロデレール/マム/ランソン。それらと並んでポル・ロジェが採用されています。 そして2011年! ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式に、フラッグシップキュベであるブリュット・レゼルヴが供されたことで、人気・実力・話題性ともにトップになりました! また2012年版のメイユール・ヴァン・ド・フランスではポル・ロジェが新たに3ツ星に昇格し、現在も3ツ星をキープしています。 シャンパン屈指のプレスティージュ・キュヴェ「サー・ウィストン・チャーチル」第一次世界大戦後、ポル・ロジェをイギリスで一躍有名にしたのは創業者ポールの息子モーリスでした。彼はイギリスを第二の故郷のように感じていました。モーリスは芳醇で力強い、そしてミレジメのピノ・ノワール主体のシャンパーニを造り出していましたが、その味わいが元イギリス首相のチャーチル氏の好みとぴったりと合い、チャーチル氏は1911ヴィンテージを買った最初の人となりました。 そんな、ポル・ロジェをこよなく愛した元イギリス首相チャーチル氏へのオマージュを捧げるために造られたプレステージ・キュヴェこそ、Cuvée Sir Winston Churchillなのです。力強くフル・ボディでしっかりと熟成した彼の好みの味わいで、ピノ・ノワール主導の1985、1996、1998、2000、そして最近の素晴らしい2002年など、偉大な黒ブドウのヴィンテージにしか造られない逸品です。 これまでは家族経営でしたが、97年からブルゴーニュからきたパトリス・ノワイエルが社長になり手腕をふるっています。また、醸造長ドミニク・プチはクリュッグで20年勤め、99年からポール・ロジェにやってきました。クリュッグのように樽を使うことは一切なく、これまで通りのポル・ロジェのスタイルを貫いています。ドミニク・プチの最初のヴィンテージは99年でしたが、そのデビューはあまりにも鮮烈でした。そして、シャンパーニュのグレートヴィンテージ2002年、とんでもないプレステージュキュヴェを造り上げました! 哲学・人・テロワール全てが最高のエネルギーで重なって創造された芸術ともいえる素晴らしいシャンパーニュです! |
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