マウントフォード・エステートMountford Estateワイパラでも最高のロケーションマウントフォード・エステートは、ニュージーランド南島最大都市であるクライストチャーチの北部、ノース・カンタベリーのワイパラにあるブティックワイナリーです。マウントフォードでは、ピノ・ノワールとシャルドネを中心に、ヴィラージュ・ワインを除き100%自社畑から年間生産量3,000ケースの限定生産のもと、特徴的なプレミアムワインを送り出しています。自社畑はワイパラでも最高のロケーションとされるワイパラの町から北部へ数キロのオミヒ・ロードの東側に位置し、そこは海からの冷たい東風を遮る小高い丘の西斜面となっており、比較的ブドウは安定的に熟します。また、土壌は石灰岩質を含んだ粘土質で、ピノ・ノワールとシャルドネの栽培には絶好の条件が整っています。 栽培においては、公的認定は受けていないものの、自然の力を利用したバイオダイナミック農法を取り入れ、ブドウが自然な力により、健全に育成できるよう栽培を実施しています。また、収穫はすべて手摘みで、ブドウの破砕は足踏みで行うなど、過度な圧力を避け、やさしいアプローチによるワイン造りを心がけています。マウントフォードのスーパー・プレミアム・ピノ·ノワール「グラディアント」は、僅か0.4haの単一区画から100%全房を発酵槽に入れ、足踏みでブドウを潰すなど、伝統的手法により丹念に仕込まれます。 1991年設立時に植えたピノ·ノワールとシャルドネに加え、2010年からはリースリングやアルザス品種が植えられ、現在、計10haの畑を所有しています。その卓越した味わいは海外でも高く評価され、英国の著名なワイン評論家ジャンシス・ロビンソンは、60種類のニュージーランド・ワインを試飲し、トップ8の中にこのマウントフォードを加えています。 2017年、コヤマ・ワインズがマウントフォード・エステートを買収し(土地、ワイナリー、その他建物、在庫および商標)、現在は小山竜宇氏がオーナーとなっています。買収後すぐにクレーター・リムでアシスタントワインメーカーをしていたマシュー・バーバーがワインメーカーとして参画、数年は小山氏が監修しながらのワイン造りとなりますが、近い将来はマシューが中心となって続けていく予定です。 |
マウントフォード・エステート Mountford Estate
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