シャトー・コス・デストゥルネルChâteau Cos d'Estournelメドック格付け第二級。AOC St-Estepheブリュノ・プラッツの心のこもった指導のもとで、コス・デストゥルネルはサン・テステフのなかでは最高の評価を得るまでになった。1982年以降、ここのワインは次から次へと当たりが続いており、ほとんどのヴィンテージで、メドックで最上のワインを生産するのではないかと期待できる。 このシャトーは東洋風のパゴダ(塔)のような外観で、ポイヤックとの村境のすぐ北、その著名な隣人ラフィット・ロートシルトを見下ろす丘の背にある。メドックものにしては珍しく、コスはブレンドに使うメルローの比率が高い(40%)ことと、新樽を使う比率が高い(60%から100%)ことで他と一線を画している。このメルローの比率はオー・メドックでは最も高い部類に入り、コス・デストゥルネルの最近のヴィンテージに目立つ、肉付きのよい、豊かな舌触りという個性を生み出している。 シャトー・コス・デストゥルネルはメドック地区サン・テステフ村に約100ha所有しています。サンテステフの中でもトップ醸造所の一つで、第1級に匹敵する高い人気を誇っています。そのうちの60%を占める丘の上部は、表土の砂利層が厚く水捌けが良いのが特徴で、カベルネ・ソーヴィニヨンの栽培に最適。そして、約40%を占める粘土質の多い丘の下部には、メルローが植えられています。 2000年より経営権を引き継いだスイスの実業家ミシェル・レィビエ氏は、莫大な設備投資で発酵室や冷却システムを一新。シャトーを近代的施設に生まれ変わらせました。脈々と受け継ぐコス・デストゥルネルのDNAを継承しながら、革新的な醸造手法を取り入れてそのクオリティに磨きをかけ、名声を確固たるものとしています。 ★作付面積:カベルネ・ソーヴィニョン60%、メルロー38%、カベルネ・フラン2% |
【第2級】シャトー・コス・デストゥルネル Chateau Cos d'Estournel
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