シャトー・オー・バタイエChâteau Haut-Batailleyメドック格付け第五級。AOC Pauillacメドックでも歴史の古いシャトーのひとつであるシャトー・オー・バタイエ。シャトーの名前は戦いという意味ですが、1453年頃、100年戦争の戦いが今日のシャトーの畑や敷地の辺りでも繰り広げられたことに由来しています。この戦いでフランス軍は隣接するシャトー・ラトゥールをイギリスより奪還。このことはアキテーヌ地方の歴史のターニングポイントとなっています。その戦いから数年後、ブドウの樹が植えられ始めました。そして、ナポレオン3世が制定した1855年のメドック格付けによってシャトーは格付けに選出されたのです。 1942年、その畑の一部が分割され、シャトー・バタイエとシャトー・オー・バタイエに分かれます。1930年代に、デュクリュ・ボーカイユも所有するボリー家がオーナーとなり、ボリー家は、デュクリュ・ボーカイユ、グラン・ピュイ・ラコストと共に、シャトー・オー・バタイエを盛り立てていきました。その後シャトーは2017年に、シャトー・ランシュ・バージュのオーナー、カーズ家に買収されています。 作付面積:カベルネ・ソーヴィニヨン70%、メルロー25%、カベルネ・フラン5% |
【第5級】シャトー・オー・バタイエ Chateau Haut Batailly
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