静謐な品位を湛えるデリケートなカベルネ

デ・グラス社はブルゴーニュよりも冷涼であることで有名な「レイダ・ヴァレー」に畑を所有し、世界的に見てもブルゴーニュやシャンパーニュ以外には滅多にないテロワールを保持しています。デ・グラスが造りだすワインは高品質ながら、まるで70年代のブルゴーニュワインのような価格で手に入る、数少ない要注目ドメーヌです！

アルト・マイポの畑のブドウを主体として造られるカベルネ。より優れた色調や香りを引きだすため、アルコール発酵前に2日間の低温マセラシオン後発酵し、約20日間の醸しを行います。全体の75％をフレンチオークで5カ月間熟成します。

美しく熟した赤系果実の香りに加え、ほのかにプラムやバニラのニュアンス。熟度は高いですが、クリーンな果実のしなやかな味わいと引き締まった酸が感じられます。

ニューワールドのパワフルなカベルネとは対照的なエレガンスを併せ持ち、静謐な品位を湛えるデリケートな味わいです。