ドメーヌ・ド・ラ・グランジュ・デ・ペール　ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー　2017

一生に一度は飲むべきラングドックのカルトワイン

1992年、ラングドックのアニアーヌに設立されたドメーヌ。当時、自社で栽培から瓶詰めまで行うことはこの地ではまだ珍しく、初リリースから瞬く間に人気を博し「一生に一度は飲むべきワイン」と言われるほどの地位を確立しました。当主ローランが2021年4月にこの世を去ったことは世界にショックを与え、彼が手がけたヴィンテージは今では入手困難ワインとなっています。

シラーとカベルネ・ソーヴィニヨンの畑は北、北東向き。ムールヴェドルとクノワーズは南向きの平地に植えられていて、成熟を助けるガレ・ルレ(丸石)が転がっています。シラーとムールヴェドルの非定型的なブレンドに、カベルネ・ソーヴィニヨンと少量のクノワーズをブレンド。全てのブドウ畑はA.O.C. Coteaux du Languedocに位置しますが、カベルネを加えていることから「ヴァン・ド・ペイ」を名乗っています。

濃厚で表情豊かな香りに加えて、煮詰めた赤と黒の果実の風味とスパイスのヒント。力強くもピュアなフルボディで、バランスが良くしっかりしたボディを備えています。濃密で長い余韻が続く、凄まじいエネルギーを放つ逸品です！