ワイナリーの基盤となるワイン

ソーン・ドーターズは、ステレンボッシュのテレマ、エルギンのアイオナ、へメル・アン・アルド・ヴァレーのデ・デュー等でワイン造りに携わってきたジョン・セコムが満を持して妻ターシャと2012年に立ち上げたワイナリー。彼らの条件に合う限られた畑からのみ醸造しているため、年産も20,000本と非常に少量の、ブティックワイナリーです。

「ロッキングホース」という名称は使い古した木樽を使い、セコム夫妻の娘へ木馬を作った思い出から名付けられました。ソーン・ドーターズの基盤となるワインです。

早めに摘んだブドウは全房のままプレスし、果汁には極力手を加えず古樽で発酵させます。ライムの葉、白桃、ドライハーブの甘い香りが感じられます。しっかりとした酸が、焦がした砂糖やオレンジの花の風味、ルイボスの葉の香りをまとった優しいタンニンを支えます。