【17年熟成を遂げたNZトップのピノ・ノワール！】
アタ・ランギ　ピノ・ノワール　2007

世界的に名を轟かせるピノ・ノワール

マオリの言葉で「新しい始まり」、「夜明けの空」を意味するアタ・ランギは、マーティンボローのパイオニアと呼ばれるワイナリーの1つです。深みのある、優雅で洗練されたピノ・ノワールで世界的評価を確立しており、ニュージーランドの生産者ベスト5の最初に挙げられるほどの実力派です。

こちらは貴重な2007年バックヴィンテージ！2007年は開花時の悪天候により収穫量は少ないものの、しっかりとした果実が採れた年となりました。樹齢28年の自社畑の果実を使用。5～8日間のマセラシオンの後10％の果実を破砕なしでそのまま発酵させていきます。クローンや畑ごとに分けたまま最長22日間発酵・圧搾し、25％のフレンチオーク新樽でマロラクティック発酵を 行い12カ月間熟成しています。

熟成を経て、熟した黒果実、バラの花びらの洗練されたアロマから、徐々に現れ始めたカカオパウダーや紅茶を想わせる熟成香が、飲み手の食指を動かします。

「ビッグではないが、濃縮した深みのあるワイン」が、アタ・ランギの目指しているスタイルで、とてもシルキーできめ細かな味わいが印象的です。

グラスの中で変化していく姿を、ゆっくりと時間をかけてお楽しみください。