ラウムラント　XIII　トリウンヴィラート　グラン・キュヴェ　2013

シャンパーニュスタイル・ゼクトの頂点！

1984年の創業以来、ゼクトを専門に造ってきたラウムラント醸造所。創業者フォルカー・ラウムラント氏は「ゼクトの帝王」と称され、造り出されるゼクトはドイツで敵なしの評価。ゴー・ミヨで最優秀ゼクトに選出されて以降、ゼクト関連の雑誌を開いてラウムラントが掲載されていないことがないといっても過言ではありません。2020年には、ゼクトハウスとして初のV.D.P（ファウ・デー・ペー）メンバーに選出されます。

いまから20年以上前、当主フォルカーさんがおそらくドイツで初めてとなるシャンパーニュ・スタイルのゼクト造りに挑戦することを決意し、手掛け始めたのがこの「トリウンヴィラート」。 ピノ・ノワール、シャルドネ、ムニエの何通りものアッサンブラージュを幾度にもわたって検討し決定したベースワイン。最終的に、同一年・単一畑の、一番搾りキュヴェのみが使われることとなりました。36カ月以上の瓶熟期間を経てついに完成したそのゼクトは、2006年ゴー・ミヨにて最優秀ゼクトの座を獲得し、ドイツで造るシャンパーニュ・スタイルゼクトの品質を世界中に知らしめました。
そうして造られてきたこのグラン・キュヴェ、当初36カ月だった瓶内熟成期間が、今では100カ月以上に。そうすることで、ブリオッシュの香りが増し、味わいに更なる複雑味が加わるといいます。

洋梨やネクタリン、白い花々に加わる、ブリオッシュやローストしたヘーゼルナッツのようなアロマがとても魅力的。フレッシュなアタックと極上の舌触りが口中を踊り、エレガントでありながら力強さを感じます。ドイツトップのゼクトの真骨頂を、ぜひお楽しみください！