モーリッツ・キッシンガー　ゼロ・オーム・ヴァイス　2022

エチケットからは想像がつかないほどのスケール感に驚愕！　

モーリッツ・キッシンガーはラインヘッセンに居を構える若手の新星。ホットな若手ドイツ生産者の中でも随一の国内人気を誇り、初リリース時から多くの注目を集めています。その圧倒的な才能にドイツの大御所「ケラー」も絶賛するなど、今後絶対に目が離せない生産者です。

シャルドネとピノ・ブランのブレンドは、ドイツのテーブルワインでよく造られている組み合わせ。しかしモーリッツが納得できる品質のものがなく、それならば自分が美味しいものを造ろう！と、手掛け始めたキュヴェです。スルスルと飲めるような、飲み心地の良いワインをコンセプトに造り始めましたが、出来上がったのは驚くほど完成度の高い、スケールの大きな味わい。気軽に飲んでほしいという気持ちは変わっていないので、エチケットはこの可愛らしいブドウたちのイラストを引き続き使っていますが、イラストとは裏腹に、非常にクラシックな仕上がりです！

手摘みで収穫後、熟度が若干足りないブドウは軽く破砕し1日低温マセレーション、熟度が足りているブドウは全房プレス。5区画の畑から収穫されていますが、区画ごとにすべて分けて醸造しています。バリックの古樽で10カ月間シュール・リー、澱引きしてアッサンブラージュしています。

木々を連想させます。シャルドネとピノ・ブラン、互いの個性を引き立て合うような旨味と緻密なミネラル、そして全体をキュッと引き締める酸。上質なブルゴーニュ・ブランを彷彿とさせるような美しさ。エチケットから想像できないその味わいに、ドイツ担当BMが驚愕！ぜひ一度飲んでいただきたい逸品です。

品種	シャルドネ60％、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)40％
色・タイプ	白・辛口
生産国・地方	ドイツ、ラインヘッセン
容量	750ml
原語	Kissinger 0 Ohm Weiss