フリードリッヒ・ベッカー　ヴィザヴィー　オーセロワ　2020

素晴らしいバランスの辛口オーセロワ

ブドウとキツネのエチケットでおなじみ、ドイツのピノ・ノワールのトップ生産者としての地位を築いたフリードリッヒ・ベッカー。ドイツでいちばん権威のあるワイン評価誌「ゴーミヨ」で、最優秀赤ワイン賞を何年にもわたって受賞する屈指の生産者です。

フランス語で「VIS A VIS＝向かい合って」というキュヴェ名は、ドイツ・フランス領両方に畑を所有しているベッカーさんらしいネーミング。名前通り、向かい合った両国のオーセロワを使用して造られます。ステンレスタンクにて醸造後、2400Lのドッペルシュトゥック樽にて熟成。

極辛口に仕立てられていますが、程よい果実の厚みとボリューム感、ドイツらしい酸のバランスが素晴らしい1本です。