エーレンバッハEhrlenbach忘れられた地で造る究極に洗練された衝撃のムニエ醸造所のあるタウバーフランケンは、バーデン地方最北の「バーデンのシベリア」と揶揄されるほど冷涼で、この小地域だけで1000haをも誇る安旨ワインが多く造られていることで有名な地域です。同地域で2020年にフローリアン・エーレンバッハさんよって誕生したのがエーレンバッハ醸造所です。シュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)、シュヴァルツリースリング(ムニエ)、シャルドネ、ミュラートゥルガウ等を生産しています。 当主フローリアン・エーレンバッハさんは、現在もフュルスト醸造所でセバスチャンさんの右腕として活躍しており、実家でワイン造りに全力で情熱を注いでいます。フローリアンさんは、真っ白な石灰岩土壌と一部赤色砂岩の土壌に植わっている非常に畑作業において手間のかかる品種であるムニエを、時間を惜しまず徹底的に管理し、醸造はフランケン地方のフュルスト醸造所で得た経験を生かしピノ・ノワールと同じ醸造工程を辿って造ります。そのため、生まれるワインは極めてエレガントで特級の風格をもつ特別なムニエとなっており、ドイツトップのゼクトの生産者から求められるほどの品質を誇ります。ほとんどの方にとってムニエという品種における初めてで衝撃的な体験となることでしょう。 2024年のVINUM誌において早速ライジングスター賞を受賞し、アイヒェルマンでは3つ星評価を獲得。「この醸造所は、試飲において最も素晴らしい発見の一つである」と中でもとりわけ大きく紹介されました。現在、弟のフィリップさんも参入し兄弟でドイツトップ生産者への道を登り始めています。 |
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