セップ・モーザーSepp Moserオーストリア若手自然派醸造家のリーダー的存在セップ・モーザーは1987年設立の若いワイナリーですが、モーザー家は150年以上の歴史を持ち現当主のニコラス氏は6代目にあたります。彼の祖父は1950年代に「レンツ・モーザー式」というブドウの樹を高く仕立てる方法を開発して、オーストリアワインの生産量アップに貢献したレンツ・モーザー博士です。 ニコラス氏は栽培に重点を置き、2006年からは本格的にビオディナミに取り組んでいます。2009年からオーストリア初のデメター認証を受けた生産者のひとりで、若い世代の自然派醸造家たちの間ではリーダー的存在です。 醸造に関しては、設備はモダンですが、できる限り人為的介助をミニマル(最小限)に抑えたワイン造りを心がけています。 畑はクレムスタールの北東部に位置するローレンドーフに合計24haを所有。オーストリアで最も温暖なノイジードラーゼーのアペトルンには合計27ha所有しています。畑は野生の動植物の宝庫であるノイジードラーゼー湖国立公園の中にあり、2006年からセップ・モーザーと地元のWWF(世界自然保護基金)とのコラボレーションが実現。セップ・モーザーとWWFのダブルネームのツヴァイゲルトは、売り上げの一部が公園環境の保護に使われています。 |
セップ・モーザー Sepp Moser
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