フレッシュで躍動感あふれる味わい

父の急死によって18歳の若さでワイナリーを継ぐことになったゲアハルト・ピットナウアー。彼の造るワインは、土着品種のブドウを使い、テクニックにこだわりすぎず、新樽を使わない‘down to earth’スタイルです。2014年にはワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれました。

生産している97％が赤ワインというピットナウアーは、ザンクト・ラウレントがパーンドーファー南端の、涼しくて水はけの良い高原の畑で潜在性を発揮することを証明し、カジュアルでありながら、繊細で緻密、エレガンスをもつワインを造り出します。

クリュ・ボージョレを想わせるチャーミングな赤果実、甘いスパイス、土のアロマと、スモークしたシャルキュトリーのニュアンス。口に含んだ瞬間のピュアな果実感は、爽やかでジューシーですが決して重くなく、フレッシュで躍動感あふれる味わいです。

※抜栓後すぐは還元香が感じられますが、グラスをよく回していただくことで離れていきます。抜栓して3日ほど経つと凝縮した果実味がしっかり感じられ、より一層美味しくお召し上がりいただけます。