ファルスタッフ5ツ星格付けワイナリー！

ヒルツベルガーは、オーストリアの権威あるワインマガジンFalstaffファルスタッフで最高ランクの5ツ星に格付けされるワイナリーです。ヒルツベルガーの畑があるシュピッツ村はヴァッハウでも最も西にある冷涼な地域。ヒルツベルガー家は5世代に渡ってこの地でブドウ造りをし、現在所有する畑には13世紀からブドウの樹が植えられてきました。トップワインの「リースリング・シンガーリーデル・スマラクト」はファルスタッフ辛口白ワイン2012ヴィンテージで最高ポイントとなる「97点」を獲得しました。今日、設備は近代化されましたが、今なおヴァッハウとヒルツベルガーの伝統に基づきワイン造りを行っています。

ワインの表情はブドウ畑で決まります。このためブドウの木を注意深く見守り、短く剪定、集中的な葉の手入れ、厳密な収量コントロールそして厳格なセレクションは不可欠です。一つの区画畑でも何回かにわけて手摘みでの収穫を行い、これにより完熟したブドウだけを醸造に使用しています。ここではマストはヴァッハウ規格の品質の約束事に則り、いかなる改良も加えずに、スチールタンクの中で自然発酵が終わるのを待ちます。この後一部は伝統的な木製の大樽で熟成させます。

栽培から瓶詰まで、すべての工程をフランツ・ヒルツベルガーとその息子が指導しています。その後の販売、顧客との対応などはイルムガート・ヒルツベルガーが一手に引き受けています。家族だけでは手に負えない仕事は、頼もしい従業員と実習生がバックアップしています。個々の共同作業がきちんと行われていることがワインの品質に反映されます。ワインの質と個性は様々な要因によって決まります。重要なのは、気候、土壌そして地形などによって特徴づけられるテロワールです。今日行われているすべての作業は、区画畑の特徴を正確に知ること、そして5世代に渡って培ってきた経験に基づいています。