マラート　ツヴァイゲルト　フルト　2019

オーストリアの代表品種をマラートならではの上品赤に！

マラートは、1722年に設立された家族経営のワイナリー。オーストリアはドナウ川の南岸にあるシュティフト・グートヴァイグ修道院の丘陵地帯に拠点を置いています。隣接するヴァッハウ地域にも畑を所有しており、多様な土壌からユニークなワインを生み出しています。

ツヴァイゲルトは、オーストリアで最も広く栽培されている黒ブドウ品種。ブラウフレンキッシュとサン・ローランの交配種として生まれました。温暖な地域ではプルーンのような黒系果実の風味があり、パワフルでジャミーになりますが、マラートのある冷涼な地域では、赤い果実の風味が感じられる、よりエレガントなワインに仕上がります。品種特有の親しみやすさとジューシーさはそのままに、気品も感じられるのが、マラートならではの魅力です。

深いルビー色。クランベリーやラズベリーのアロマ。ベリー系の果実味に、コンフィのような甘味、シナモンのほのかなスパイスのニュアンスも感じられます。 しっかりとしたストラクチャーと、ビロードのようになめらかなタンニンを備えており、さわやかな酸が全体のバランスを引き締めています。

オーストリアワインが初めての方にも、安心しておすすめできる逸品です。