クヴェヴリ・ワイン・セラーQvevri Wine Cellarジョージアの伝統的なワイン製法を今に伝える生産者クヴェヴリ・ワイン・セラーは醸造家であるイヴァネ・ナレクリシヴィリ氏によって2015年に創設され、8000年前から伝わるジョージアの伝統的なワイン製法を今に伝えます。ナレクリシヴィリ家は、ソビエト統治時代から3世代に亘りワイン造りに携わってきた生粋のワイン職人一家です。ナレクリシヴィリ氏自身は醸造家として複数のジョージアワイナリーで経験を積み、伝統的なワイン造りだけでなく近代醸造も学んだ、ジョージアを代表する醸造家です。ジョージアの伝統製法「クヴェヴリ仕込みのワイン」を踏襲しながらも、イタリアのエノシス・ドクター・ドナート・ラナッティ研究所で近代的な醸造技術を学びました。新旧両方の視点を兼ね備えた知識と経験から、伝統的なジョージアのクヴェヴリ醸造によるオレンジワインを、正確かつ健全に、そして驚くまでにクリーンで上質なワインに仕上げています。 全てはブドウと丁寧な醸造醸造されるワインは全て、ユネスコ世界遺産に登録された伝統的なクヴェヴリ醸造によるワインです。どのワインも密度が高く、素晴らしい重厚感とミネラル感、濃密な果実味を備えます。更にクヴェヴリ醸造がもたらす魅惑的な要素が最高の形で現れ、驚くほど上質なアロマとテクスチャーが見事にハーモニーを生む圧巻の世界観を持ちます。一体何がここまでワインの質を上げているのかという問いに、「ブドウの持つ力」であると、ブドウ栽培の重要性を説いてくれました。ブドウは自然農法で栽培され、使用する調合剤は全て生物学的に安全でクリーンと認められたBioAgro社のものだけを使用します。畑では全て手作業で大切にブドウを育て、しっかりとブドウが熟すまで成長を見守ります。注目すべきはブドウの収穫のタイミングです。気候やブドウの育ち具合を細部まで監視し、ブドウの糖度が23%になるまで収穫を待ちます。この状態までブドウの収穫を遅らせることで、「ブドウの実だけでなく茎までしっかりと成熟レベルに達することが出来る」と言います。成熟度の高いブドウを使用することは、クヴェヴリ醸造で上質なワインを造る上で必須であるとクヴェヴリ・ワイン・セラーでは考えています。手間のかかる醸造でも一切の努力を怠ることはありませんが、畑での作業を大変重要視するワイナリーのフィロソフィーです。 2017年度ジョージアワイン最優秀トロフィーを受賞!2017年6月には、初ヴィンテージの2016年産ムツヴァネが、その年に行われたエキスポ・ジョージアのワインの祭典「ジョージア・インターナショナル・ワイン・アワード」において最優秀ジョージアワイン賞を受賞! そしてその他数多くの賞も受賞し、その年の栄冠に輝きました。何度も表彰状を受け取りに壇上に呼ばれるナレクリシヴィリ氏には多くの拍手が寄せられ、会場は喝采に包まれていました。 |
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