エルダトンEldertonエルダトンは、1894年にドイツ⼈⼊植者によって植樹され、1916年から1975年頃まで前オーナーのサミュエル・エルダトン・トーリーが所有していたヌリウッパの古いブドウ畑(29ha)を、1980年、ニールとロレーヌ・アシュミィド夫妻が家屋購⼊の⾒返りに無償で譲り受けたことにはじまります。アシュミィド夫妻は精⼒的に働いて、荒廃していた価値ある畑を蘇らせ、1982年に初ヴィンテージのワインを仕込むとともに「エルダトン」を設⽴します。ニールが1997年に 50歳の若さで亡くなった後、ワイナリーの経営は2⼈の息子、キャメロンとアリスターにより引き継がれています。 エルダトンのアイコンであるコマンド・シラーズは、ワナリーの起源である樹齢100年以上の畑から低収量のもとで造られます。伝統的な開放型のコンクリート槽で発酵させ、100%新樽(アメリカンオーク65%、フレンチオーク35%)で、3年という⻑い熟成期間を経て瓶詰めされます。1843年以来、数々の所有者の⼿に渡り、受け継がれたコマンド・ヴィンヤードから、コマンド(「指揮」)するにふさわしい⻑期熟成型の優雅なワインが⽣まれます。 |
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