バード・イン・ハンドBird in Hand世界を代表する醸造家アデレード・ヒルズ育ちのアンドリュー・ニュージェントと彼の父であるマイケル・ニュージェントによって1997年創業された家族経営のワイナリーです。当時はまだ新興ワイン産地であったアデレード・ヒルズに80エーカーの畑を購入。ワイナリーの名前はアデレードから約37km離れたウッドサイトという小さな町に位置した金鉱山「バード・イン・ハンド」に由来しています。2003年よりバード・イン・ハンドの醸造長を務めるキム・ミルンはオーストラリアン・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを2014年と2015年2年連続受賞。オーストラリアで2番目にマスター・オブ・ワインの資格取得するなど、30年に及ぶワイン業界での経験を持ち、そのうち9年間はヴィラ・マリアのチーフワインメーカーを務めていました。キム氏はオーナーのアンドリューと共に世界的な評価を得るワイナリーへと発展させました。国際的なワインショーの審査経験が豊富なキム氏は、現在シドニーインターナショナルワイン・コンペティションの議長を務めています。また、2013年にはドリンク・ビジネス・マガジンより、「世界に影響を与えるワインコンサルタントトップ10」に選ばれ、2019年インターナショナル・ワイン・チャレンジにおいて、ベスト・オブ・レッドワインメーカーを受賞するなど、今や、世界を代表する醸造家としても知られています。 ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境ワイナリーが所有する畑は標高は平均450mに位置し、冷涼な気候で降雨量は年間約780mm。セントローレンス湾からの海風、マウント・ロフティ山脈から降りてくる風、オーストラリアの恵まれた日照量が組み合わさり、ブドウの生育に良い影響を与えている理想的な環境です。自社畑での栽培以外に、一貫した最高レベルのワインを保証するため、長年契約しているアデレード・ヒルズのブドウ栽培農家とも協力。年間約1,400tもの果実から100,000ケースのワインを生産しています。ワイン造りの理念でもある、テロワール本来のキャラクターを表現するために、環境に配慮したサステイナブル農法の取り組みを重視し、化学的な介入はなるべく避け、自然に任せた醸造を行っています。 創業からわずか20年で、バード・イン・ハンドは数多くの受賞歴を持つワインを造るワイナリーへと成長しました。単にワインを造るだけでなく、ワイナリーでは週末コンサートの開催も行っており、国際的にも高く評価されたミュージシャンやオーケストラが演奏し、数千人ものファンが楽しんでいます。また、バード・イン・ハンドでは財団を設立し、恵まれない人々や地域社会の支援に取り組んでいます。 |
バード・イン・ハンド Bird in Hand
絞り込み