醸造家からも敬愛されているアタ・ランギ

幾度も大きなコンクールで賞をとり、ニュージーランドのロマネ・コンティとまで称されています。ブルゴーニュに見紛う香りやスタイルで、ピノ・ノワールファンの方には絶対に飲んでいただきたい、美しい仕上がりです！

深みのあるチェリーと土っぽい複雑さが絡み合い、温かみある果実、広がりのあるソフトなタンニンが秘められています。新世界のフルーティーなワインというよりも、ブルゴーニュ地方にある獣感に、花のニュアンスも感じられます。 マーティンボローのしっかりしたストラクチャー、酸がキリッと美しく、旨みの凝縮感に溢れた深みのあるスタイルに仕上っています。

トップキュヴェと同じように栽培・醸造されていますが、オーク樽熟成期間を約9カ月間と短めにするなどの工夫で、すぐに飲んで楽しめるスタイルのピノ・ノワールにしています。

ニュージーランドでは、古来から生存するポフツカワ(マウリ語)と呼ばれる木があり、鮮やかな赤い花を咲かせ、クリスマス・ツリーとして親しまれています。北島沿岸地帯に育ち、規模も巨大で、この木を保護する「プロジェクト・クリムゾン」は沢山の企業が寄付活動に加わっており、アタ・ランギでも、クリムゾンのワインの売上5％を財団に寄付しているそうです。

美味しさで幸せになりつつ、自然保護のお手伝いもできてしまう、まさに一石二鳥のワインです。