テキストブック　カベルネ・ソーヴィニヨン　パソ・ロブレス　2022

教科書通りの美しさを放つパソのカベルネ

2004年に長年ワイン業界に勤めていたジョナサン・ペイとスーザン・ペイによって設立され、ナパ・ヴァレーとオークヴィルの羨望の的である素晴らしいブドウ畑から美しいワインを生み出しています。品種と産地の"テキストブック"となるようなワインを造ることが彼らの原点であり、20年近くにわたりそのヴィジョンを実現させています。

パソはカリフォルニアで最も日中の気温差が大きく、昼と夜の気温差が28度もあります。日中の高い気温がブドウの複雑味を高めながらも、冷涼な夜間がその生育期間を長引かせるため、ブドウは酸度を保ちながら完熟する事が可能となります。フレンチ・オーク100％の樽で13カ月にわたって熟成させた後ブレンド。パソでもよく育つシラーとプティ・シラーを少量加えることにより、ワインに骨格と深みを持たせています。

サツマ・プラム、赤スグリの可憐な香りと、フレンチ・オーク熟成によるベーキング・スパイスの香りが散りばめられています。口に含むと、ジューシーなブラック・チェリー、ラズベリー、ミルクチョコレートの風味が広がり、フィニッシュは滑らかで、よく溶け込んだタンニンを感じます。豊満でリッチな質感を持ち、美しくバランスが取れています。