パリスの審判で一位に輝いた伝説のキュヴェ！

スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは、1976年のパリ・ティスティング、通称「パリスの審判」で、ボルドーの1級シャトーを相手に勝利したワイナリーとして一躍世界中にその名を轟かせました。ワイナリーの設立は1970年。当時、ネイサン・フェイが所有していたフェイ・ヴィンヤードを中心にして、スタッグス・リープは創立されました。

「Stag's Leap Vinyard」を略して「S.L.V.」と名付けられたこのキュヴェ。｢牡鹿の伝説｣が残る丘の麓に広がる畑で、1970年に植樹。その後わずか樹齢3年にして、ボルドーの一級シャトーに勝つという偉大な伝説を打ち立てた銘畑でもあります(その当時はシンプルに「カベルネ・ソーヴィニヨン」と名付けられていました)。

区画ごとに固有のテロワールに恵まれているということもあって、それぞれの区画をブレンドし、ポテンシャルあふれるワインを生み出しています。丘の上の区画は火山性土壌で、構成力とミネラル感、そして煮詰めた果実のニュアンスを、下方の区画は堆積土壌で、力強い果実味とアロマをもたらします。