ケン・ライト・セラーズ　ピノ・ノワール　ブライス・ヴィンヤード　2019

ワインに生涯をささげた醸造家の畑

ケン・ライト・セラーズは、「ワイン造りはテロワールが全て」という信念のもと、人間の介入を最小限に留め、自然の贈り物をそのままに保つことを重要視したワイン造りをしています。

長年ウィットネス・トゥリーズ・ヴィンヤードのワインメーカーだったブライス・バグネルが妻と共に購入した畑。敷地内に家を建て最初の5エーカーのブドウを植えた後にブライスはALSを発症しましたが、体が動かなくなるまで彼は畑に出ていました。彼が畑で働く際に台座としていつも使っていた収穫用のバケツがラベルには描かれています。ワインに生涯をささげたブライスはヴィンヤードの敷地内に埋葬され、いつもブドウを見守っています。

ジャスミン、スイバ、シソの濃厚で甘いフローラルな香りが塩キャラメルとリンゴ（ハニークリスプ種）と一緒に踊る、複雑で落ち着きのある香り。印象的なピュアさがあり、凝縮したアロマと風味が余韻まで素晴らしいバランスで口内を満たします。