アシベリアックHasiberriakシャンパーニュ並みに冷涼な気候から造られるプレミアム・チャコリアシベリアックは自転車部品の会社でエンジニアとして活躍していたアルカイツとダビットによって2017年に創業されたマイクロ・ワイナリーです。バスク州ビスカヤ県の街・ゲルニカ近郊にあるイバランゲル村。ビスケー湾南部、カンタブリア海を望む、碧い絶景の岬にワイナリーはあります。ワイナリー名であるアシベリアック(Hasiberriak)とはバスク語で「新参者・初心者」という意味を持ち、イバランゲルの小さな村にワイナリーができると知った村人の中には「彼らは新参者で初心者だからチャコリ造りなど無理だ!」と言う人もいましたが、彼ら2人にとっては「新しい冒険の始まりにはピッタリの名前だ!」という思いで名付けました。ワイン好きであったアルカイツは、自らワインを造りたいと思い、2001年に畑を購入しましたが、経済的な問題から断念していました。一方、ダビットの実家はブドウ栽培農家でしたが、彼自身には継ぐ意志がなかったためエンジニアとなりました。2016年にダビットの父・メンペが亡くなったことを機に、ダビットは11年間共に働いてきた同僚であり、ワイン造りの夢を抱いていたアルカイツを誘い、共にワイナリーを立ち上げることを決意しました。 チャコリD.O.は「ゲタリアコ」「ビスカイコ」「アラバコ」の3つの地区があり、ワイナリーが位置するビスカイコ地区は沿岸部からやや内陸部に広がるD.O.のため、海に最も近い「ゲタリアコ」と内陸部の「アラバコ」の中間的味わいとして一般的には知られていますが、アシベリアックの畑はいずれも海側のゲルニカの街の南北2地区「Errigoiti(エリゴイティ)2.0ha」と「Mendata(メンダタ)1.6ha」に、合計3.6haの畑を所有。それぞれ海から10km、13kmと近いため、冷涼な海風の影響を強く受け、夏でも最高気温が21~25℃程度と、シャンパーニュ並みに涼しい気候です。また土壌にもシャンパーニュと同じ石灰岩が見られるため、白ブドウのみで、シャープな酸とミネラル感豊かな長期熟成が可能なワインが造られます。一般的なベーシック・チャコリは瓶詰め1年以内の若飲みが推奨されますが、アシベリアックが造り出すチャコリは2~3年後もスティルワイン同様に熟成感を楽しめる、至高のプレミアム・チャコリです。 発売直後から高評価を獲得し、星付きレストランも御用達!ビスケー湾から10kmに位置する「エリゴイティ」の畑は完全なビオディナミ栽培が行われ、認証も取得しています。一方、ビスケー湾から13kmにある「メンダタ」の畑は完全なビオディナミ栽培ではありませんが、除草剤や除虫剤は一切使用しない、限りなく自然な農法を実施しています。2020年からようやくレストランやホテルへの発売を開始。ビオによる丁寧な栽培、チャコリとしては驚異的に長い10カ月間超の長期シュール・リー熟成で造られる“ワインとしての完成度の高いチャコリ”は、リリース直後から、地元のシェフやソムリエの間で評判を呼び、星付きレストランも御用達するほどです! また、スペインワインの評価本『ギア・ペニン』でもファースト・ヴィンテージから91点の高得点を得た、発売直後から高評価を受ける大注目の生産者です。 |
アシベリアック Hasiberriak
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