ピュアな果実味と繊細さを兼ね備えた１本

ブリュノ・コランは、2003年に引退したドメーヌ・ミシェル・コラン・ドレジェのミシェル・コランの息子です。ともに独立した兄のフィリップはミネラルが強いワインを生み出しますが、ブリュノのワインは果実味重視で、若いうちから親しみやすく、熟成すればさらに旨みが増していきます。

こちらは石灰粘土質の土壌に植わる、平均樹齢35年の古樹からとれるブドウを使用しています。収穫は全て手摘みで、温度調節付きのタンクにて発酵。その後、マロラクティック発酵を経て、14カ月間の熟成を行っています。

熟した果実の香りが広がり、凝縮した果実の濃厚な味わいと歯ごたえのある質感が感じられます。シャサーニュ・モンラッシェの赤ワインらしい繊細さを持ち、ピュアな果実味が楽しめる1本です。